世界のどこでも“子供は宝”と言われてきました。
日本は今、少子化問題が深刻になっていて、子育て環境についていろいろ議論されているようです。
よく聞く話
「老後の面倒を見てくれない…。」
「家業を継いでくれない…。」
「先祖の墓参りもしてくれない…。」
「頑張って何かを残してあげる気にならない…。」
等の声は、話題にもならないようです。
木造在来工法住宅に住む人が増えれば、明るい日本の文化と22世紀の灯が見えてくるかもしれません。
予測は難しいと思いますが、2つのケースを考えてみました。
6,000万円の家を買いました。
内、5,000万円は、5年固定、金利3.5%、30年ローンを組みました。
元利均等払いで、月々の支払いは(ボーナス払いなし)当初224,522円でした。
10年後、転勤となり売却することにしました。
ケース1 | ローン金利は、最初5年は3.5%でしたが、6年目から3.0%、8年目から2.5%、10年目から2%となっていました。 この間、資産価格が毎年3.5%ずつ下落したため、評価額が4,200万円になってしまいました。 売却してローンの残債38,123,674円を返済したら、手元に3,876,326円残りました。 |
ケース2 | ローン金利は、当初5年は3.5%でしたが、6年目から4.0%、8年目から4.5%、10年目から5%となっていました。 この間、資産価値が毎年3.5%ずつ上昇したため、評価額が8,460万円になっていました。 ローンの残債は、39,282,037円ありましたが、返済後45,317,963円手元に残りました。 |
民間の場合、土地は不要なものを売って、必要なものを買い、税を払います。
不動産の売買は、金額がとてつもなく大きく、所有権以外の権利が複雑に関係することもあって評価が難しく、国や地方は、なかなか簡単にいかないようです。
都心商業地 地価の一例
新宿~四谷間の新宿通りに面した土地(表通りから20m)の合計は、ざっと24,000坪。
このあたりの土地は、平成元年には、坪3,000万円~1億5,000万円で取引されていました。しかし、2年程前の安値時は、坪350万円~2,000万円。ほぼ1/8に下落していました。つまり、この区間だけで、この期間に、個人・法人(一部
国・地方)の財産は1兆円余動いたことになります。
現在は、坪800万円~5,000万円とみる人が多いようですが、私たちに入る売地情報はもう少し高いようです。
東京の住宅地 地価の一例
杉並区松ノ木3丁目の民地は、およそ35,000坪です。
この街の土地の平均的な取引価格は、平成元年は坪400万円でしたが、平成16年は坪140万円程度に下落しました。この間、この地の評価損(?)は、約900億円ということになります。
現在の売地情報の価格は、坪180万円前後が多いようです。