40年・50年前、多くの学生さんや若いサラリーマンの方々が、一パイの夢と共に、大都会の中心で3帖一間の生活をしていました。日本が、世界から認められるために大きな力となって下さった方々です。その人達は、その頃のことを思い出し「結構快適だった。」と話しておられます。
現在は、バス・トイレ、キッチンにエアコン付。寝床・机はもちろん、テレビ・オーディオ、洗濯機も置ける等快適に対する価値基準が変りました。しかし、今も、住居費は可処分所得の40%程度であることには変りないようです。私たちは、職住至近に加え、安全と調和が重要と考えています。小さくても快適なスペースを提供し、大きな夢を実現していただきたいと思っております。
それは、やはり“大都会の中心から始まる”のでしょう……。
エレベーターは、快適な乗り物でなければいけません。
でも、高層階に居る人達が、エレベーター故障時の対応をどれほど真剣に考えているのでしょうか・・・。
又、高層マンションの場合、高い所で多くの時間寝ています。
地域行政コスト、特に、大災害発生時の備えができているか心配です。
私たちは、小さくても安心してお休みになれて、地域にもやさしい住空間を提案していきたいと考えています。
先生から教えられるより、師匠から学びたいと考えている子供たちは昔も今も大勢いるようです。
世界から尊敬される日本の心・文化“和”は、道徳や自由と民主主義の原点ではないでしょうか。
“教(おしえる)育基本法”は“学(まなぶ)問基本法”かも知れませんね。
私たちは“和の心”を大切にした街づくりを心掛けていきたいと考えています。