銀河バンク

“内需拡大でお金のリサイクル”
平成19年11月3日

 その昔は、働いたお金をあるだけ使って子供や地域を支え、困った時や老後は、子供や地域に世話になったそうです。それが日本の文化だったようです。
グローバル化の波で、今は、国がお金を集めて、困った人や老後の世話をすることになりました。でも、何だかみんな心配しているようです。
そのせいでしょうか、日本には、世界でトップクラスといわれる程のお金があるといわれているのに、“使えない”“使わない”………。加えて、バブル崩壊体験と長期デフレ。いつのまにか、預金神話となりつつあります。
しかし、世界では、資源獲得戦争が始まっています。日本でも、資産形成は、いろいろな形で実物投資へと変わるのではないでしょうか。結果として、お金が国内で使われたら、それを得た人が又使う。次々に形を変えながら繰り返し回っていく
お金のリサイクルを、豊かさの実感に繋げ、向上のきっかけにしたいものです。


“5万円のアパート”
平成19年10月2日

 私どもの協賛会社が募集した、都心ワンルームアパートに最近入居された500室の方々へのヒアリングによると、約3割が地方から上京されてくる学生さんで、他は、ほとんど若年サラリーマンの方々でした。(外国人の方を募集対象にしておりませんので含まれていません。)
その方々が物件選択最大の決め手にされたのは、職住接近(学生さんの場合アルバイト)と、賃料の額ということでした。
又、希望月額賃料の目安は、前記学生さんの場合、親からの支援を考え「5万円」くらいが一番多かったようです。一方、サラリーマンの方々のほとんどが、「手取収入の40%以内。」を希望されていました。
しかし、現実には都心にそのような物件はほとんどありません。それどころか、古くなったり、再開発でドンドン壊されています。
郊外に出ればあるのでしょうが、若い方々は、夜のない都心から離れられないようです。
私たちは、そのような方々に「頑張って下さい。」を込めて、就眠スペースを都心に提供し続けていきたいと思っています。


“相続問題”
平成19年9月7日

 今年も8月1日に、路線価(相続税額の基準となる土地評価額)が公表されました。東京都心部が大幅上昇していることを新聞で報道されましたが、依然、実勢価格(現実に取引される、いわゆる土地の相場)よりかなり低くなっています。
一方、グローバル化による先行きに不透明感があるなか、財産三分割(1. 不動産 2. 道具,美術品,有価証券等 3. 預金,現金)という話を、よく耳にします。
相続問題を考えられる方にとって、土地を所有していることは、やはり“安心感”があるようです。