激しく変化する社会に、いかに早く対応していくかが問われる時代になってきました。
“巨大化によって勝ち残る”というトレンドのひとつも、社会問題化してきそうです。
中生代に栄えた恐竜が、絶滅したことに学ぶことがあるのかも知れません。
この激変する中、“将来の生活設計を、小回りのきくアパート経営”で、対応しようと考えられる方が増えているようで、私たちへのご相談件数が多くなりました。
ご相談の内容は、これからの地価の動向、金融機関の対応状況に関するものが一番多いようです。
将来に関する予測はできませんが、都心アパートの賃貸と売買(土地仕入含む)の最前線にいる私たちは今、次のようなことを実感しています。
私たちは、「不動産は資源であり、小型都心アパートの経営は、安定した長期継続的な 事業である。」と言い続けています。
お取り引きしていただいた方々が、正しい選択であったと確信していただけますよう、これからも努力を続けてまいります。
世界金融バブル破綻の先は、「世界同時インフレか?」と囁かれる一方、将来に向けて、あらゆるものの価値再評価が始まってきたようです。
自然、風土等環境に対する価値。
食や治安等安全に対する価値。
人的資源や主権といった社会に対する価値。
これらが、歴史を背景に、実物経済に結び付けて考えられるようになってきたのです。
例えば
火力発電に必要な化石燃料は、原子力、水力、風力、太陽光、バイオとの効率比較の他に、1リットルの油が飲用水1リットルと価値比較される。
宇宙開発技術は、長寿医療研究との価値比較対象となる。
又、労働分配率も、グローバル化進行とともにますます変化し、消費の形も変わってきました。
その方向は、“衣食住”を原点に、“競争から和”、“快楽から快適”にと、成熟社会に向かっているようです。
私たちは、“住”に携わる者として、幅広い分野の方々からご指導を頂きながら、「地球環境を守るのは“人”である。」ことを忘れることなく、“一喜一憂しない資源資産”形成事業を推し進めていいきたいと考えています。
"100年に一度の危機"と、毎日のように報道されています。