銀河バンク


“日本再生へ向けてスタート”
平成23年3月26日

東北関東大震災により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈りしております。スタッフ一同微力ながらご支援させて頂きたいと思います。

私たちは、大地震・津波、集中豪雨・河川の氾濫、台風、火災、建物の劣化、日常メンテナンス等、住居に対し常に厳しい基準で対応することを最優先にしてまいりました。
おかげさまで、私たちが新築してお届けしたすべてのアパート(281棟)は、地震による被害を一切受けませんでした。(樋口建設調べ)
これからも、自然の力に対し、襟を正していかなければならないと思います。

又、今回の災害は、通勤・通学の足に大きな影響が出ました。
私たちは、小型ワンルームアパートの職住接近を提案し、都心(山の手)に限定して提供してきました。その結果、大地震直後から2週間の入居申し込み者数は、昨年同時期と比べて20%以上増えていることが分かりました。(ライブコア調べ)
今後も、社会の変化に対応できているかを、丁寧に確認していくよう心掛けていきたいと思います。

今、東日本は、大混乱しています。
バブル崩壊以後、“日本衰退”とみる外国人をはじめ、世界は、日本の行く先に注目しています。
ポジティブでなければ、この大危機から立ち直れないと思います。
偉大な先人達は、国民に、希望を与え、“調和”を大切にしながら、危機から立ち直らせてくれました。
戦後何もかも失って、生活の原点から始めたことを思い起こし、今こそ“日本の底力”を世界に示すチャンスではないでしょうか。
あの“勤労奉仕”の言葉と“おもいやりの心”があれば、必ず世界のトップリーダーとして迎えられる日が来ると信じます。

私たちスタッフも、日本再生のため更なる努力をして参ります。

“都心の住宅地が値上がりし始めた”
平成23年2月28日

「先が見えない。」との声が、日増しに多くなっていて心配です。
それだけが原因ではないでしょうが、都心部の土地は、買いたい方は驚くほど多いのですが、購入申込価格が低く、売り手は、ほとんど応じません。前にも述べましたが、1年余りこの状況が続いて取引は細ったままです。

そんな中、今年に入って“変化”がみられます。
土地の特性によって異なるものの、住宅用地の値上がりが鮮明になってきました。
注目していることは、自家用であれ、事業用であれ、購入された方々が充分満足されておられることです。
明るい材料ですが、同一市場では限定的かも知れません。
業者としては、過剰在庫という過去の教訓を忘れてはいけないと思います。
在庫判断は、市場が激しく変化するため難しいといわれます。
土地取引には、税を始め多くの経費が加算されます。
取引が頻繁に繰り返されれば、急激に値上がりしていくこともあります。
路線価と、取引事例法評価による過熱取引だけは、過去の失敗から許されることではありません。

一方で、有効利用されていない土地が多いという現実があります。
不動産は、有効利用してこそ価値を産むものなのですが…。

評価にあたっては、インフラ整備の進捗状況、活用効率・建物性能の向上という“進化の裏付け”が、どれほど需要拡大に繋がっているかという、客観的な判断と、将来の多面的潜在需要等、継続性のある長期収益還元予測が大切だと考えます。
海洋や深山の一点も都心の一坪も、評価の基本は同じではないではないでしょうか。

難しい時代ではありますが、アパート経営という長期継続的な事業においては、基本が大切であることを私たちは忘れることはありません。


“コツコツ人生への光は?”
平成23年2月2日

日本は、世界に誇れるほど“人資源”が豊富だといわれます。
勤勉で、結束力があり、創造力豊かな人が多い等の評価です。
あまり語られませんが、重ねた体験を活かすことが上手なことも評価できるのはないかと思います。
残念ながら、華やかなITバブルの波により、何が新しく、何が古いかが解らないまま、ベンチャービジネスが脚光を浴びるようになりました。
同時に、早い変化に取り残される人も少なくありません。
知識と体験の評価バランスに違和感のある人も多くいます。
出口の見えない不安の原因の一つは、就業のミスマッチへの対応であることに間違いはないようです。

一方、体験がなければ登れない山もあります。
時を重ねなければ見ることのできない自然もあります。
人の知識では、解決できないことも多くあります。

日本の伝統を誇りに、コツコツ人生設計をされてこられた方々が、これからどれほど生き残られるかを考えると心配です。日本家主クラブは、在来工法の価値を大切にし、常に進化を心掛けてまいります。