都心で暮らしてこられたご高齢の方の多くは、クリニック、病院が選べて、15分程度歩けばどこかの駅に着き、タクシーは10分程みておけばいつでも利用できるという便利さから離れたくないようです。
自宅の一部を貸して生活費に充てるとか、老後の安定収入のためにアパートを所有される方は、今も少なくありません。
最近は、一棟売りアパートの価格が上昇しているため、区分所有のマンションに買い替え、「預金で老後」の生活を考えておられる方が多くなりました。
しかし、毎年確実に預金が減っていくことは、ご本人だけでなく相続を受ける予定の方にとっても複雑なようです。
大災害時には、「1階が安心」との高齢者のお話をもとに、私たちは、木造2階建アパートを、目に見える長期資産として提供していきます。
1階=住居、2階=賃貸の場合、35年住宅ローンの対象になります。
100歳が当たり前時代に対応するため、劣化対策等級2(下記)を取得してお渡し致します。
加えて、抗菌性の強い国産ヒノキを、主要構造材だけでなく床等にも使用しています。
ヒノキの強度等についてはこのコラムで幾度となくお伝えしていますが、
■材質が緻密で色調が良く、
■シロアリや木材腐朽菌に対する耐久性に優れていて、
■カビ類、枯草菌、ブドウ球菌、大腸菌などの細菌類に対し、抗菌性を発揮し、
■気分をやわらげる快適性増進作用があります。
(一財)総合情報センターのデータ解説のよる
私たちは、「日本の森林の大切さ」に注目して頂きたいと思っています。
関西では特に高い人気の城崎温泉は、人気がうなぎのぼりのようです。
冬は松葉カニ、夏は海水浴客で賑わいますが、近くの山の立派な木材も出番を待っています。
お出かけになられる方は、すぐ側の「温泉寺」に行ってみられたらいかがでしょう。
時間のある方は、チョット足を伸ばして名草神社にも是非行ってみて下さい。
本殿は、保存修理工事中ですが、立派に育っている周りの木を見ると、忘れかけている
”日本の故郷”を思い起こし、忘れられない場所になるかもしれません。
私たちは、日本の林業活性化に取り組んでいます。
金融機関が、アパートローン融資に慎重になっています。
少子化が進行している地方の、「地銀アパートローンはバブル」との判断に加え、小口投資物件の長期健全性に問題があるとの見方です。
長期ローン金利が1.5%以下では、大手銀行は積極的になれないようです。
上記グラフは、東京の人口が増えている中で、都心部の安い家賃のアパートが少なくなり、若年サラリーマンや学生が、家賃の安い郊外に追いやられている実態を表したものです。
安い家賃の古いアパートや下宿を失った方々が、シェアハウス・民泊に向かいましたが、今は、安全・安心のチェックが求められています。
とはいえ、カプセルホテル、ネットカフェ定住では、社会から信頼は得られません。
地域によっては、「若い人は非常識のため排除」しているところもあります。
しかし、昼間はともかく、夜間の大災害時には、すぐそばで対応してくださる若い方が居て下さらなくては困ります。
若い時に生活したところを、第二の故郷として生涯大切にさる方も多いと聞きます。
バブル崩壊で、企業は都心部の社宅を殆ど手放しました。
多くの企業は、若い人材確保に苦慮し初めていますが。今のところ、余剰金で都心に若年者向け社宅を新設する話はあまり聞きません。
特に人材確保が難しくなっている中小企業では、寮付きでの人材確保は、一考の価値があると考えます。
東京の大学では、都心志向に応える新キャンパスがあちこちに開設されています。
しかし、資金運用の一つとして、時代にあった学生寮新設の話はないようです。
今の若年層は、人が大勢集まる所が好きですが、プライバシーを重視します。
時代にあった社宅・寮の新設を考える時期が来ているようです。
都心の住宅が高額化しているため、個人の持家が難しくなることを予測し、不動産所有法人を設立して長期不動産貸付業を始められる方が確実に増えています。
取得時にローンを利用される方は、「金利が低いことは有難いが、元本返済期間を長くし、キャッシュフローを健全にしたい」との希望が強いようです。
同時に、長期間安定して入居者が見込める地域と、建物の長期安全、メンテナンスコストを重要視されます。
今、私たちが提供している都心小型ワンルーム入居者の平均居住期間は3年余りです。
平均入居率は95%で、退室から次の入居までの平均空室期間(清掃・募集)は2ヶ月程です。
私たちは、大災害に対応出来る安全稼働期間50年以上のアパートを目指し続けます。