上記グラフは、最新の
「新築アパートの一住戸価格」と
「当初利回りの推移」です。
不動産投資市場は、2年以上前の
融資疑惑とアパートの
安心基準疑惑の報道で、金融機関が
融資基準を見直し、国内需要は激減しましたが、半年ほど前から、台湾・中国に香港・シンガポールが加わり、
都心部の需要は急増しています。
私たちは、この間に在庫調整をし、昨年の平均販売価格はグラフのように下がりました。
現在は、
安全な低賃料アパートの
賃貸相場は上昇中で、
供給が不足し始めました。
投資物件の今後については、
都心部の地価が上昇し続けている中で、
潜在需要が増えていることから、
一住戸価格が上昇し、
利回りは下がると思います。
販売にあたっては、
ローン特約付契約には慎重な対応にならざるを得ないため、完成物件は、自己資金が多くて特約のない
海外投資家への販売が更に増えるのではないかと思います。
[参考] 昨年夏以降、ローン特約付契約案件は22件中5件でした。
国内投資家の一般的な自己資金割合は、0~2割(ローン金利=0.5~1.9%)
海外投資家の一般的な自己資金割合は、3~5割(ローン金利=1.8~2.8%)
(海外投資家は、契約前に資金計画を確定されるようです)
日本の金融機関の
預金残高は、今も年2%以上増え続けているようです。
貸し出しにはバラつきがあり、
利息収入は下がっているようですが、向かっている方向が健全であるかどうかの判断は様々です。