一日も早い“安心”のために、多くの関係者が頑張って下さっていますが、「わからない怖さ」から、暗い社会になり、「差別」に苦しんでおられる方もおられます。
不動産業界は、許認可・諸手続、審査等、通常の2倍以上の時間がかかっていることをはじめ、いろいろなところに変化がみられます。
・中国需要の引き合いはありますが、移動手段がないため止まっています。
・都心小規模アパート業界では、寮・社宅の需要が増え、一棟一括借の希望が多くなっている中、貸される方は一括解約のリスクを避けられることから、所有される方向が見え始めていたのですが、今は中断しています。
・集団感染のリスクを避け、半分交代で頑張っておられる金融機関は、補助金等の対応を優先され、ローン審査期間は2倍以上になっています。
・若い世代は、都心を離れないで、低賃料アパートへの住み替えが始まっています。
私たちが提供している都心アパートは、ほぼ最安ですから、変化はありません。
・アパート以下の住居費を求められ、社宅・寮・下宿での共同生活型は、今度の感染症で人気が無くなっていると聞いています。
・テレワークによる働き方の変化が話題になっていますが、複数地域にビジネス拠点を持つことを考えられる方が出てきているようです。
・ホテルやシェアハウスに対する考え方も、滞在期間1日~数日から数週間~数年へと変わり、余暇とビジネスが混在する方向に進むのかも知れません。
近くの高田馬場駅前で、ホテル2棟の工事が進んでいます。
中野2丁目でも、令和24年2月竣工予定で、20階オフィスビル、37階住宅400戸の再開発が始まっています。
人が集まることによる新たなビジネスのためのビジネスが続いています。
新型コロナウイルス問題で、都心部の土地取引はますます少なくなっています。
売地情報は、相続絡みだけで、地価は下がる気配はありません。
仙台では、来年の五輪・パラリンピックイヤーに向けて、半年余りの工期でCLT(Cross Laminated Timber)造り7階建て純木造ビル工事が始まりました。
CLTは進化していますから、デベロッパー・ゼネコンが中心になって、建築基準法の緩和等による市場化促進の検討が始められています。
“日本の木の文化”に、世界が注目して下さる日が見えてきました。
私たちは、「都心最前線情報」を引き続きお届けしてまいります。
皆様のご健康をお祈りいたします。